セラピストは、個人の価値観や情報をださない。
だから、患者は自分の感情やイメージの中でセラピストという人を判断する。
セラピストが個人の色を出さないから患者は自分の色をだすのか。
そこで出てくるのは、自分が持っている人間関係の問題のリピート。
そのリピートされたものを、セラピストと患者が、認識して、これってこうすればいいよ、とか、これってこういうことかな、そうだね!そうそう!って共感するのが、転移とそれを利用した治療的かかわり。
患者の話をうんうん聞いて、そう思うんですね、なんていうのは共感じゃなくて、ただの同意。
というのがセッションの気づき。