医療への不信とは

前回も、前々回も、話そうと思って話せない事柄がある。

 

きっかけは、日刊ゲンダイの記事

 

以下 引用***************************************************

精神科の准看護師 82歳女性患者に“わいせつ行為”の真相2018年03月28日

 

瀬戸内海から約30キロ離れた人口約4万人の兵庫県加東市。町の郊外にある入院患者360人の精神科病院「加茂病院」で、2人のベテラン看護師が入院患者にセクハラ行為と暴行を加えていた。

「気持ちええんか!」

 82歳の女性患者が笑っている姿を見て、59歳の男性准看護師はこう声を掛けたという。精神療養科所属の勤続30年以上の准看護師は、昨年12月中旬ごろから約1カ月間、複数の入院患者に対し、日常的にセクハラ行為に及んでいた。

<まだ記事は続く>

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これを見てから、自分が入院していたときのトラブルを思い出していやな気分になっている。

その話をしようと思うんだけれど、いつも時間ギリギリにならないと言い出せない。

 

「取り出せないということは、扱いにくいということなんだよ」とカウンセラーは言う。

 

医療現場でいやな目に遭ったという話を、今の医療現場(カウンセリングの場)でいいにくい(これもまた、見方をかえればいやな経験)という経験をしているというわけで。構造は同じ。

 

葛藤がある。正直。

 

入院患者としていやな目に遭ったと言うこと、通院の過程でもいやなめにあっている。でも、今はなんとも思っていない。

 

私個人は、先生たちに別に恨みも疑念もなにも持っていない。

仕方ないし、そういう人がいても無理もないと思うし、激しい怒りもない。

でも、今私が感じているのとは別の部分で

メディカルスタッフに対して憤っている部分がある。それを感じている。

 

私としては本心じゃない話をするのが、本当にいやで、それで言い出せない。

 

でも、憤っている部分がせっかく浮かび上がってきたんだから

それを無視してしまうのもかわいそうだね、とカウンセラーがいう。

 

そんなときに、ふっと今のカウンセラーの名前を忘れてしまう。

顔もよく忘れるけど。