オリエンテーション#セラピー

メンタルクリニックに行った、

全く覚えていなくて、クリニックの場所が分からない。

迷った末、地図をみてたどり着いた。

カウンセリングを受ける。
担当したのは、20代のときのセラピストだった。

久しぶりですね、というセラピスト。

でも、さっぱり思い出せない。
聞けば12年経っているのだそう。

私は、今こまっていることと、セラピストのことを思い出せないこと、そもそも20代の記憶がはっきりしないことを話した。


ひびきさんは、あるトラウマの治療でここに通っていたんだ。思い出せないということは、自分の中でなんとか折り合いをつけたんだね。

本当に大変だったと思うよ。

とセラピストは話す。さらに続けて

嫌なことに折り合いをつけて思い出せないようにしても、無意識に注意がいくんだよね。かさぶたに無意識に触って血が出てしまうみたいに。
嫌なことを忘れていると、嫌なことと一緒にいいことも忘れている可能性があるんだ。だから取り戻そうとする、セルフヒーリングな動きがはたらくんたろうね。
た だ、こういう作業はゆっくり進めないといけないから、僕からこんなことがあった、あのときはこうだったという話はしないよ。

ひびきさんが思ったり感じたりしたことを話せばいいんた。

と言われた。
その後は、今の仕事のこと、体調のこと、家族関係の質問なとをされて、次の予約をして帰った。


帰宅してから、とにかく眠くて、16時間くらい寝た。