行方不明

先週の、金曜日、土曜日、日曜日、何をしていたかわからない。
金曜日は、午後新宿にいた。木曜日夜から金曜日14時くらいまで何してたかわかんない。
きがついたら新宿に座っていた。

土曜日は、昼ぐらいにH市にいた。
日曜日は、何してたかわかんない。

月曜日に、急遽カウンセリング。

ライフログとること
お財布に、いまはカウンセリングここだよってメモいれとくって言われた。

H市は、学生時代にいたところだから、ふといきたくなったのかもって。というか、その頃の治療者にあいたくなったんじゃないかな、とよぎったという。
でも、私はその頃の治療者が、どんな人だったか思い出せない。

認知症みたいだ。覚えていなくあちこちいってしまう。
今まで、こんなことは初めてだというと
カウンセラーは、以前通っていたときは、
知らない間にどこかいっちゃうって通っていたんだって。しかも、その状態にとても慣れていた、と。

夢遊病みたいなもので、それでも寝ぼけているわけじゃなくて、はっきりと判断しているみたいだ。

そんな中でも、仕事はなんとかしていた。
綱渡りだというと

綱渡りでも仕事をしたほうがいい。自分で収入を得ることができるのは、力になるから、と。
そして、綱渡りはきっと上手なはずだ、と。
いろいろ生きてく上で、器用にならざるをえなかったんだと思う。そうやって、いわばなんとかこなす能力をえたんだよ。普通は、なかなかそこまでできない。
混乱して、仕事どころじゃない、でもできたんだよ。
それにしても、カウンセリングが結構刺激になっているみたいだね。そうならないようにと思うんだけど、とカウンセラー。

だから、私は実は先日のカウンセリングのときに、先生は事実をのべているとわかっているんだけど、なんか親をほめているような感じがして、すごく嫌だった。でも何がそんなに嫌なのかわからないから言わないでいたら、具合が悪くなったと話した。

すると、それはとても重要な情報。
いってもらってよかったとカウンセラー。

君は自分の気持ちを感じるのが苦手だと思う。
自分がコントロールする範囲を小さくすることで、生きてくのに必要なことをこなしてきたんだろうね。
キュンキュンするとか、ワクワクするとか、そういうイメージが君に対してないよ。

そうだね好きになった人などいない。
すごく好きな人がいたような気がするけど
かおも思い出せない。

それから、最近みている悪夢の話を。
火曜日のカウンセリングのあとから、リアルにくりかえされている。

親しい関係の人から、小さな頃から、身体をもてあそばれているような悪夢。はっきりいうことができなくて、愛人扱いされていた、と話した。

そして、嫌だ怖いという気持ちが出て、まわりが誰も信じてくれなくて、絶望することも。
にげてもまた連れ戻される。

そこまで話して、私は泣いていた。
カウンセラーは、涙ながらに大変だったと話したという。思い出せない。

カウンセラーは、前に通っていたときは、ドアをあけてくれとよくいっていた。だから、君は密室が苦手だと思う、と。

わたしは、どうなってしまったのかな。