ふわふわしている
現実感がなくてふわふわしている。
仕事のアポイントをすっぽかして、大慌てでフォローしたのがこの前。
インポスターズってドラマの話をしていて、
タイトルに絡めた下ネタを話されてひどく気分が悪くなって記憶がぶっとんだのがこの前の週末。
締め切りもガタガタで、なんだか信用ないけれど。
カウンセラーが研修で一週間休んで、その前後で話の内容が大きく変わっているという話をした。
研修前→自分の内面とか、トラウマティックな話題が中心。実感を伴う感じ。
カウンセラー研修期間中→ノマドワーカーのコワーキングスペースで過ごして自分の内面への引きずりを回避、それでも記憶がぶっとぶ
研修後→すっかり元気で、自分の内面の問題がとても遠いことになってしまい、実感がわかなくなってしまった。
そして、今はすっかりふわふわしている。
どこにいるのか、自分の現状を把握するのがちょっと難しい。
感覚的なものなんだけど、溶けているような、境目がないような、自分の現実感がない。
ひとまず、カウンセリングはいけてるし(覚えていない間にキャンセルしたりしているけれど)
仕事もなんとか(テレワーク推奨で)やっているけれど。
自分の境界が曖昧で、非常に現実感がなくて不快、
記憶や時間軸もとてもぶっとんで混乱をきたす。
仕事のアポイントは一人ではしないで、誰かと一緒にするようにしているという現実的な対処の話をした。
あとは、気持ちが悪い。とにかく現実感がなくて、自分がよくわからないというと
過去をひきずらないでいられるから、げんじつの一発一発で勝負ができているんだねというけれど、それはむしろひきずらないというよりは覚えていないのですよ、という話をする。
でもそれが、「解離」であったり、「idenntity」に対する不安を覚えるという私の病態と問題点をよく表しているという話もされる。
仕事や会社の負荷が大きくなったら、診断書をかいてもらおうと思っているけどそこは解離じゃなくて、もっとわかりやすい名前で(適応障害とか)そういうことを書いてもらおうとおもっている。
十中八九、君の診断は解離であり、idenntitiyの問題であるやつだっていわれるけど。
で、私は思い出した夢の内容をカウンセラーに話した。
火事で私と男の子が一緒に黒焦げの死体になり、野次馬に笑われるという夢。
どう思う?と聴くと
つらい経験だよね。笑われているっていうのは自分の意識が残っているから肉体はしんでいて上意識は死んでいないんだよね。という話をされる。
私は、それの種明かしをした。実をいうと、同じ夢の内容を、以前カウンセラーに話したことがある。今のカウンセラーと、もう2人。とのことを思い出したのだ。
それぞれの違いがあった。
今のカウンセラーは、以前話したときは、死んでもなお笑われるのはつらい経験だよね、と話、
カウンセラーAは、かわいそうだ。誰か何かかけてあげればいいのに。笑われちゃうなんてかわいそうだ、という。
カウンセラーBは、その夢をみてあなたはどう思ったの?何を感じたの?というのだ。
カウンセラーAは、私が勝手にシェルターにしているせんせがいったこと。
「君がかかわった時間において、カウンセラーが君に必要なこと、もしくはそのときのカウンセラーの立場として君に声をかけたんだね。今君はアンカーがなくて、軸が、定まっていないから他人からの反応でそれを探るというのは大事なんだよね」という。
しかし、カウンセラーがいったことをはっきりと思い出すなんて、
それは普通の人の記憶力以上だね、というので
きっと妄想なんだよ、私の。と答えると
でも、それは、虚偽記憶の証明にはならない。
妄想かもしれない、でもそれと同じくらい本当の可能性だってあるんだよ、という。
やっぱりidenntityがぐらつくとカウンセラーAのことを思い出すの?というので
私にとってUMAみたいなもの。不明なものがいっぱいあるなかで何か現実的なものの確認をしたくなるんだと思う、と答えた。
自分にとってそんなイイことがあったとは思えないってことなんだろうねというのがカウンセラーの反応。
カウンセラーAが、そのことをいってから、
私はカウンセラーAへの見方がかわったと記憶している。
この人は、違う人なのかもしれないな、って。今まで私が知っている人と違うかもしれないなって期待をもった。
少しだけ、心をひらいたきっかけだ。
それは、私に対してもっと熱のこもった印象がしたんだよ。